こんな症状に

頭・顔・首

頭痛

頭痛には大きく分けて4つの頭痛があります。 

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1つ目は脳内出血や脳腫瘍など、命に関わる頭痛。2つ目は定期的に起こる群発頭痛。この頭痛は「目がえぐられる様な痛み」とも形容される激しい頭痛で三大激痛の1つでもあります。3つ目は血管拡張型頭痛で、通称は片頭痛と呼ばれたりしています。頭部の血管拡張による神経の圧迫が原因です。4つ目が筋緊張型頭痛で名前の通り筋緊張が痛みの原因です。全頭痛の8割が筋緊張型頭痛といわれています。ここでは4つ目の筋緊張型頭痛にスポットを当ててお話していきたいと思います。頭痛の原因は。「カイロプラクティックが扱う体の不調」の項目でご説明しました様に、トリガーポイントが起こす関連痛によるものです。頭の周辺の筋肉に出来るトリガーポイントはとかく頭に関連痛を飛ばします。頭には原因がないけれど、頭が痛いという事になるのです。首の後ろに付着する複数の筋肉の事を後頚筋群と呼びますが、この後頚筋群の特に後頭部付近や、もう少し遠い場所ですと肩もみをする場所、上部僧帽筋。または首の前面に付着している胸鎖乳突筋などに出来るトリガーポイントは頭に関連痛を飛ばしやすい為、頭痛となるのです。また、筋緊張型頭痛に関しては首こり、肩こりとも関係していますのでそちらも参照してみてください。

当院では・・・

頭痛の原因となっている後頚筋群、上部僧帽筋、胸鎖乳突筋にできるトリガーポイントを解除し、痛みの原因を除去してゆきます。

首こり

首のこりは頭の前方移動によって起こりやすいです。

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頭が首の骨、つまり頚椎の真上に乗っかっていれば、頭は頚椎という柱で支える事ができます。この位置から、ボーリングの玉くらいの重さの頭が前方に移動したらどうでしょう?頚椎の柱から前方に落ちそうになってる頭を、首の後ろ側の筋肉が一生懸命引っ張って支えなくてはいけません。重りを引っ張るクレーンのワイヤーのようなものです。重労働で頑張った筋肉はやがて疲れ果てて、こりの完成です。また頭の前方移動により頚椎のカーブが変化してきます。頚椎は7つの椎骨で構成されており、上2つを上位頚椎、下5つを下位頚椎と呼びますが、正常な頚椎のカーブは上位頚椎が前に曲がり、下位頚椎は後ろに反ります。この頚椎のカーブをリトラクションといい。反対に上位頚椎が後ろに反り、下位頚椎が前に曲がるカーブをプロトラクションといいます。頭の前方移動によって頚椎は後者のプロトラクションのカーブを作ります。プロトラクションのカーブでは特に上位頚椎をまたぐ筋肉がこりやすく、頭痛の原因にもなります。

当院では・・・

首のこりを解除すると共に、頚椎の異常なカーブ「プロトラクションを改善する為」の関節の調整、体操指導や生活習慣のアドバイスなどを行ってゆきます。頭とそれを乗せる頚椎は、けん玉の様なものです。けん玉の受け皿に玉を乗せるイメージをしてみてください。

肩・腕

肩こり

肩がこった時、肩もみする筋肉は上部僧帽筋という筋肉です。

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この筋肉も確かに肩こりの原因となる筋肉ですが、他にも肩こりの原因筋があるので主なものをいくつか紹介します。まず、胸椎と肩甲骨を結ぶ菱形筋(りょうけいきん)。肩甲骨は本来動かせるものですが、日常の中で動かさない事が多く、すると菱形筋がこり固まり、肩甲骨は余計に動かなくなり、肩甲骨周りの筋肉も連動してこり固まってきます。お次は頚椎と肩甲骨とを結ぶ肩甲挙筋(けんこうきょきん)。この筋肉は肩甲骨を挙上させます。肩をすくめる様な動作です。寒い日や、肩に力が入っているときはこの様な姿勢になるのではないでしょうか。結果、肩がこってきますよね。ラストは肩甲骨と上腕骨を結ぶ棘上筋(きょくじょうきん)。上腕骨とは二の腕の骨の事です。肩甲骨の上部に付いているこの棘上筋は頑張って腕を引っ張りあげています。手に何も持たずに、腕を宙ぶらりんにしているだけでも、腕の重みがかかってくるので棘上筋は疲れてしまいます。重いものを持ったり、腕をよく使う仕事では尚更です。

当院では・・・

以上の様な肩こりの原因筋に発生したこりを、トリガーポイントセラピーによって解除してゆくとともに。日常生活の中で簡単に出来る体操などをお教えしてゆきます。

腰・背中・胸

猫背

長時間のデスクワークなどで背中が丸まり、両肩が前方に移動する姿勢が癖になったものが猫背です。

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胸椎は元々、軽度な前曲がりのカーブを描いていますが、猫背の方はこのカーブが強度になります。背中から上が、全体的に前傾するので、前に倒れない様に、後ろから引っ張る必要があります。重りを後ろから引っ張るクレーン車のワイヤーですね。ここでワイヤーの役目をするのは背中の筋肉(脊柱起立筋等)。重労働なワイヤーの役目をする事で背中の筋肉が疲れて、やがてこりとなり背部痛を出したりします。また肩が前方移動する事で胸の筋肉(大胸筋等)が短縮してこりとなり胸の痛みを出したりします。長期間の猫背は脊椎を構成する、椎骨の変形にも繋がりますから。そうならない為にも猫背の矯正は必要なのです。

当院では・・・

背中周り、胸周りのトリガーポイントを解除すると共に猫背のカーブを正常なカーブに戻すべく関節の調整を行なってまいります。そして日ごろから猫背にならない為の姿勢のアドバイス、猫背矯正の体操などをお教えしていきます。胸椎に限らず脊椎をまっすぐにするには、頭の頂点から紐で吊るされているようなイメージをしてみてください。

慢性腰痛

慢性腰痛は腰の筋肉のこりが主な原因です。

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胸椎には肋骨がありますが腰椎には肋骨がありません。肋骨が無い空洞を筋肉の柱で支えています。ですから立った状態でも座った状態でも腰の筋肉は上体を支えるという重労働をする事になります。これに猫背や頭の前方移動が加わると、重りを引っ張るクレーン車のワイヤーの役目もしなければなりません。これで重い荷物を持ったりなんかすると…。腰痛を抱えてしまうのは明白ですね。四足動物から二本足で立ってしまった人間の宿命でもあります。所で腰の筋肉(起立筋等)のこりは単独で発生するより連動して発生します。連動しやすいのは太腿の裏側の筋肉(ハムスト)です。これらの筋肉は直接繋がってませんが、骨盤を介して繋がっています。両者の筋肉に出来たこりが骨盤を介して引っ張り合いしながらバランスを保っています。太腿の裏の筋肉の大きさに比べ、腰の筋肉は小さいですから、疲れるのは腰の筋肉です。この様に腰の筋肉は日々過酷な状況下に置かれており、腰痛の温床となっているのですね。

当院では・・・

腰の筋肉と、太腿の裏の筋肉、それから腰周辺のお尻周りや胸腰部(胸部と腰部の境目)のこりを解除して、骨盤、腰椎の歪みを調整してゆきます。そして腰痛予防のための姿勢、動作のアドバイス。腰痛体操などをお教えしてゆきます。

急性腰痛

通称ぎっくり腰です。

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脊椎を構成する一つ一つの骨を椎骨といいますが、椎骨と椎骨の間には椎間板というクッションがあります。このクッションは二層構造をしており、中心に髄核(ずいかく)というゼリーがあり、外側には繊維輪(せんいりん)という容器があります。丁度ジャムパンの様な構造です。ジャムパンを手で挟んで押しつぶす所を想像してみてください。ジャムがパン生地を突き破って出てきますね。突き破ったジャムが神経を刺激するとヘルニアとなります。突き破る一歩手前のものが急性腰痛です。腰椎は脊椎の下層にある為、最も重みがかかります。そこに動きが加わるとジャムはパン生地を突き破ろうとします。特に立った状態で上体を前に倒す動作をするとジャムは後方に飛び出そうとしてパン生地を破っていきます。そしてある所まで来ると痛みのセンサーに触れてしまいギクッとなって動けなくなってしまいます。

 
 
 
 
 
 
 
 
 

当院では・・・

急性腰痛は外傷ですから、ギクッとやった後、激痛がひくまでは安静にする事が重要です。コルセットの着用もオススメします。安静と固定により傷口を癒すという方針です。激痛が続いている時期を急性期といいますが暫くすると痛みが引いてきます。そうしたら今度は少しずつ動かす様にしてください。安静と固定を続けていると筋肉と関節が固まり慢性化してゆきます。カイロの施術も急性期を過ぎてからがオススメです。方針はやはり、筋肉と関節を動かしていくという事です。急性腰痛の予防体操もお教えいたします。

挫骨神経痛

坐骨神経はお尻の真ん中辺り(腰仙骨神経叢)から始まり二手に別れ足の背面側を走ります。

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ですから坐骨神経痛は足の背面側を線状に走るような痛みが特徴です。坐骨神経を圧迫する事により痛みが起こりますが、圧迫原因としては、椎間板ヘルニア(※「急性腰痛」の項目参照)や、梨状筋症候群等があります。梨状筋とはお尻の筋肉の一つで、付着している場所が坐骨神経の走行と非常に近い為、挫骨神経は梨状筋のこりによって圧迫を受けやすくなっています。

当院では・・・

検査によって坐骨神経痛と、その原因となっている椎間板ヘルニア、梨状筋症候群の見極めをしていき、相応の対処をしていきます。椎間板ヘルニアの場合、治癒していなければ手技を行う事は出来ませんが、治癒後も長期間の坐骨神経の圧迫により、刺激を受けやすくなった坐骨神経が痛みを出している場合(易刺激性)がありますからケースバイケースです。易刺激性の場合と梨状筋症候群の場合、梨状筋を含めた坐骨神経を圧迫しやすい筋肉の解除をしてゆきます。又、日常生活の中で坐骨神経を圧迫しやすい筋肉を緩めるための体操療法もお教えしてゆきます。

O脚

O脚

O脚には構造的要因と姿勢的要因があります。

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構造的要因は先天的に骨と関節がO脚を形作ってしまっており矯正が効かないものです。姿勢的要因とは姿勢によって形作られるO脚で矯正が効くものです。大多数がこちらの姿勢的要因によるO脚です。どの様な姿勢がO脚を形作るかというとズバリ「内股です」厳密には股関節が内側を向く事(股関節の内旋)です。踵と爪先をくっ付けて真っ直ぐ立ってみてください。膝と膝の距離が一番接近する場所があります。ここに隙間が出来る場合。隙間に指が2本以上入るとO脚という事になります。内股にすると、この隙間が大きくなるので、O脚になりやすく、既にO脚の方はそれを助長してしまいます。内股で居る癖が、筋肉と関節の癖をつくりO脚となるのですね。またO脚になると、膝関節の内側に体重がかかりやすい為、膝軟骨の内側(内側半月板)がすり減りやすく。完全にすり減ると骨同士がぶつかり痛みを出します。ぶつかり合った骨は負けまいとして増殖し骨棘(こつきょく)というゴツゴツした塊を作り関節を動かしづらくします。これが変形性関節症です。変形性関節症予防の為にもO脚矯正は急務なのです。

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O脚を矯正する為には何よりも内股の癖を直す事です。施術においては関節をO脚に捻じ曲げている張本人である股関節の内旋筋を緩める事。内旋筋とは股関節を内側に向ける筋肉の事です。そして日常生活の中で内股にならない為の、立ち方、歩き方、座り方などのアドバイス。O脚矯正体操をお教えいたします。O脚矯正は日常生活の改善が特に重要となります。

骨盤の歪み

骨盤の歪み

骨盤は3つの骨から成り立っています。

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真ん中に仙骨(せんこつ)、その両脇に腸骨(ちょうこつ)が1つづつ付きます。 仙骨と腸骨の間には仙腸関節(せんちょうかんせつ)があります。仙腸関節は筋肉がまたいでいない為、自力で直接動かす事ができません。 仙腸関節は靭帯によって連結されている関節です。靭帯は筋肉の様に伸縮しませんが、筋肉より頑丈にできています。 骨盤に付着する靭帯は人体中最大で、それだけ強固に骨盤を固定する事ができます。しかし強固でいながら僅かに動くように出来ています。 この僅かな動きが実は重要で、歩いたり走ったりするときにクッションの役割をします。 これによって骨盤や、その周辺の関節に掛かる衝撃を吸収し傷めない様にする働きがあるのですね。 反面、日常生活の偏った姿勢、動作により、この仙腸関節に歪みが起こり、歪みが解除されないまま続くと慢性腰痛の原因にもなります。 。

当院では・・・

骨盤周りの筋肉をしっかりと緩め、仙腸関節に動きを付けて、癒着を解除してゆきニュートラルな状態に戻してゆきます。また日常生活の中で 気を付ける点などのアドバイスや。骨盤矯正の体操療法もお教えしてゆきます。

女性向け整体(カイロ)

産後の骨盤の歪み

女性が出産するときには骨盤が開きます。その為には仙腸関節(※[骨盤の歪み]参照)が開く必要があります。

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本来、靭帯は伸縮しませんが、女性が出産するときだけ女性ホルモンの働きによって靭帯が伸縮するようになり、仙腸関節が開くのですね。出産が終わるとホルモンの分泌はストップし、靭帯は再び伸縮しなくなり骨盤を固定する役割にまわります。産後1か月以内は骨盤が不安定で開きやすいですからカイロの施術による骨盤の矯正が重要です。産後1か月を過ぎてからは骨盤が癒着して固まってきます。これを放っておくと肥満の原因にもなります。

当院では・・・

骨盤矯正とともに自宅で出来る簡単エクササイズもお教え致します。出産前の体型を取り戻すために早めの矯正をおすすめします。

O脚

女性にとって、O脚は気になるところではないでしょうか。まっすぐな足はやはり綺麗に映るものです。

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内股でいる事が実はO脚を助長するというと驚かれる方も多いかもしれません。 正確にいうと股関節が内側を向く事(股関節内旋)によって膝と膝の間が広がりO脚を形作ります。 また、この様な状態を長く続けることにより膝の内側の軟骨(内側半月板)がすり減ってしまい、元に戻すことが出来ません。

当院では・・・

カイロの施術による、股関節を内側に向ける筋肉(内旋筋)の筋緊張の解除。関節の調整の他、O脚矯正体操の指導や、日常生活の中の姿勢、動作のアドバイスを致します。 O脚を改善して美脚を手に入れましょう。

冷え性

主な原因として、一般的に女性は男性よりも筋肉量が少なく、低血圧の方が多い為です。

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筋肉は人間にとって熱源ですし、低血圧による血流の乏しさは、筋肉に送るエネルギー源の供給不足になります。 慢性的な血行障害は、肩こり、腰痛、肌荒れ、肥満、むくみに繋がります。

当院では・・・

当院で行うトリガーポイントセラピーは冷え性には効果抜群です。トリガーポイントセラピーは局所的な筋肉の収縮を解除して、血流を回復させる療法です。 これを全身に行えば、全身の血流が回復するということです。 当院の施術で新陳代謝を上げて体質改善しましょう!

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